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日本のAIビジネス推進、チームのワークフローから働くロボットへ拡大

中小企業を対象とした調査と、フィジカルAIの新会社は、企業が組織内の連携と現場業務という大きく異なる2つの層でAIを試していることを示している。

主な動向

2つの発表は、日本におけるAI導入の定義が広がりつつあることを示している。一方は、ソフトウェアによってチーム全体の連携が改善しているかを問い、もう一方は、AI研究と実際の職場で稼働するロボットを結び付けるための組織を立ち上げている。

1. ベンダー調査で、個人とチームの間にAIによるスピード向上の差

TANKAは、従業員100人未満の日本企業ですでに生成AIを利用している経営者、役員、従業員500人を対象としたインターネット調査を報告した。この選定された回答者群では、64.2%がAIによって自分自身の仕事が速くなったと答えた一方、チーム全体が速くなったとの回答は51.8%で、12.4ポイントの差があった。また、この発表によると、71.0%が、待ち時間、情報検索、引き継ぎ、背景説明のいずれかを業務停滞の主因として選んだ。この結果はTANKAの製品ポジショニングを裏付けるものであるため、日本の中小企業全体を測る指標ではなく、ベンダー主導のシグナルとして読むべきである。(発表を読む)

2. ELYZA Robotics、現場のフィジカルAIに大規模な目標を設定

KDDIとELYZAは、ELYZA Roboticsが10月1日に事業を開始したと発表した。新会社は、基盤モデル研究、現場導入、ロボットの開発・運用プラットフォームを結び付けることを目的としている。KDDIグループは、研究開発に¥30 billionを投資し、300人を超える専門家からなるフィジカルAI組織を構築するとともに、2030年度までに1,000台を超えるロボットを導入することを目指すとしている。これらは達成済みの成果ではなく目標だが、その規模は、小売、物流、製造、サービスの各業務へAIを展開しようとする取り組みを示している。(発表を読む)

日本のテクノロジー市場にとっての意味

より難しいビジネス上の課題は、単発の成果物を生成することから、AIを人、業務プロセス、物理システムと統合することへ移りつつある。雇用主、提携先、投資先を評価する読者は、ベンダー調査による測定結果と企業の長期目標を区別すると同時に、こうした取り組みが再現可能な業務改善を生み出すかを見極める必要がある。