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新たな2つのAIサービスが売るのは、プロンプトだけでなく制作・実装能力

9月19日に発表された2つのサービスは、生成AIを継続的な広告制作と実務に踏み込んだ運用導入支援に組み込んでいる。

動向

9月19日に発表された2つのサービスは、競争の激しい日本のAIサービス市場で実務重視への転換が進んでいることを示している。販売される商品は、モデルへのアクセスだけではなく、クリエイティブの生産力や現場に入り込んだ導入支援といった運用プロセスへと移りつつある。

1. AI Bannerは人間のアートディレクションと迅速なクリエイティブ展開をパッケージ化

BlueRによると、新サービス「AI Banner」はAIによる生成と人間のアートディレクションを組み合わせ、さまざまな形式のSNS広告クリエイティブを制作し、オプションで動画にも対応する。同社は、条件次第で月に約500点を制作できるとしている。この数字はベンチマークではなく提供事業者による主張だが、広告代理店が生成ツールを管理された制作パイプラインへと転換している状況を示すサービスである。(発表を読む)

2. Zeptは業務診断から定着まで担う外部AI部門を提供

Zeptの外部AI部門は、診断だけを行うコンサルティングではなく、継続的な導入支援として位置づけられている。同社は、業務の棚卸しや概念実証の検証から、導入、改善、社内定着までを支援すると説明しており、月額プランは40時間で¥600,000からとなっている。このモデルは、実験を日々の業務に移行させるための社内リソースが十分でない組織を対象としている。(発表を読む)

企業が押さえるべきポイント

共通するセールスポイントは、AIを取り巻く実行力である。サービス開始の発表は、独立して検証された実績ではなく各提供事業者の提案内容を説明するものにすぎないため、導入を検討する企業は、品質、データの取り扱い、統合コスト、測定可能な成果を引き続き検証する必要がある。